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 ■ 歯科 Q&A

 日頃皆さまが、疑問や不安に感じられている歯やむし歯についてのワンポイントアドバイスをここではわかりやすくご説明したいと思います。
 また、随時更新してまいりますので楽しみにしてください。

 ▼むし歯はどうしてできるのですか?

 日本人の約90%以上がむし歯にかかっています。むし歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク:食べ物のカス)に、むし歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に孔をあけます。これがむし歯のはじまりです。むし歯は誰でもかかっているために軽くみられがちですが、再石灰化が不可能なレベルに達したむし歯は自然のままでは元には戻りません。治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。

 ▼ 虫歯や歯周病で全身的な病気になるんですか?

 人間のからだは血液・リンパ腺・神経などによってすべての器官が連絡しあっています。
 歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、細菌感染症なので、その細菌が全身に影響を及ぼして、(病巣感染といいます)心臓病や糖尿病、胃腸障害など、循環器や消化器系の病気の発症や進行に重大な影響を与えることがわかってきました。歯周病が口の中だけでなく生命の危機につながる、全身の健康に影響が有ることは確実です。

 ▼ 歯周病は自分でもわかりますか?

 成人の8割は歯周病を持つと言われていますが、気付かない人が殆どです。そして歯周病になると、わからないうちに自分の大切な歯を失うことになります。幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい病気です。

次の7つのポイントを日頃から自分でチェックしてみましょう。

  1. 歯ぐきが腫れて赤くなっている
  2. 歯ぐきから出血がある(危険なシグナルです)
  3. 常に口臭がある
  4. 歯と歯の間に隙間ができてきた
  5. 歯ぐきがやせて歯の根っこが見えてきた
  6. 歯がグラグラしてくる(危険なシグナルです)
  7. 歯ぐきがどことなく痛い、かゆい

 ▼ むし歯じゃないのに歯がしみます。

 むし歯がないにもかかわらず冷たいものを口に入れたときズキッとしみることがありませんか。これは歯肉が下がってセメント質が露出してしまい、それで刺激を感じるためです。これを知覚過敏といいます。

治療法としては、露出したセメント質の知覚を鈍くするために、

  1. セメント質の部分に薬を塗る。
  2. セメント質の部分に対し特殊な電流で歯の質を強くする。
  3. 歯根の露出面をコーティングして刺激が伝わりにくくする。

1回で完全に良くなることはないので何度か試してみて下さい。最終手段は神経を取ることですが、これは避けたいことです。

 ▼ キシリトールって本当に歯に良いんですか?

キシリトールは、多くの野菜や果実に含まれている天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。カロリーは砂糖の1/4ほどで、血糖値に影響をあたえない為、以前より糖尿病の患者さん向けに医療品原材料として使われております。

 砂糖等の糖分と違い、口の中で「むし歯菌」に代謝されず、菌は歯を溶かす“酸”をつくれません。“酸”ができにくくなると、むし歯菌の住みかである「プラーク」は歯磨きすると落ちやすくなります。また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再活性化にも効果があると言われています。

 ▼ タバコは歯の健康にも悪いのですか?

 タバコが歯の健康(当然身体にも)によくないことはよく知られています。 タバコに含まれるニコチンには、末梢血管を収縮させる作用があります。血管が収縮すると歯肉への酸素の供給量は減少し、歯肉は絶えず栄養不足状態になって歯周病にかかりやすくなってしまいます。
 また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、身体にあるヘモグロビンと結合してビタミンCを大量に消費してしまいます。さらに、タバコを吸うと細菌を殺す白血球の機能が低下して、歯肉の病気を悪化させます。


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